《おすすめ》日射計7選！メーカー別の特徴とは？

日射計は、以前から気象データのモニタリングに活用されています。

気象データは、工場や建築現場などの産業分野から、研究機関まで幅広く利用されています。

また、最近では、IoTを活用したスマート農業や防災・減災や太陽光発電の効率化など活用の幅がさらに広がっています。

今回は、おすすめの日射計をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

三弘 PV日射計 PVSS-03

リーズナブルな価格で手に入れることができると話題の日射計といえばPVSS-03（PV日射計）です。

こちらの日射計は、太陽光パネルを用いた外部電源が不要なシンプルなセンサとなっているのが特徴です。

直流電圧出力0～1[V]（※1.0[V]＝1.0[kW/ ㎡ ]）と出力が比較的大きく、IoTを活用したスマート農業には最適な日射計と言えます。

さらに、アレイ接続を行えば、建材の影の影響を受けることなく正しく日射量を測定することも可能です。

使いやすく安価なアナログ出力付き日射計をお探しの方におすすめです。

光進電気工業 日射計 SR-015

熱電堆式の経済性に優れた簡易型日射計で日射によるシステム制御や微気象観測に適しています。

全天式で方向性がなく高感度で優れた特性をもちます。

小型のためハウス等への取付が容易です。

高感度な日射計を活用してハウス制御や微気象、農業気象など幅広く活用できる日射計です。

石川産業 放射強度センサ S-150

石川産業株式会社の放射強度センサS-150は、受光器に短波長放射の全波長に対し、ほぼ均一の感度を有するサーモパイル（熱電堆）を使用し、差温を電圧信号として出力する検出器です。

使用条件により、短波長放射測定のみならず赤外線ランプの放射強度観測等を安価に構築することができます。

また、小型で軽量なため携帯が容易です。

英弘精機 薄型日射計 ML-02

薄型で簡易的な日射計を活用したい方におすすめなのが英弘精機のML-02です。

こちらの日射計は、シリコンフォトダイオードセンサーを搭載し、優れた入射角特性を持つ日射センサーです。

また、シリコン型太陽電池モジュールに類似した、「応答速度」、「分光感度と温度特性」といった特性を持っています。

さらに、円錐形の拡散版のため、太陽高度の低い日射でも適切に応答します。

測定に影響する汚れを少なくできるところもメリットの一つです。

また、薄型な日射計なので、場所を問わず設置後も目立ちません。

薄型で使いやすいだけでなく、機能性や優れた特性のある日射計をお求めの方にも最適です。

英弘精機 小型日射計 ML-01

英弘精機のML-01は、太陽光発電サイトでの発電量検証だけでなく、気象観測や農業・環境研究などの測定用に開発され、コンパクトなセンサーボディにより様々なアプリケーションにも対応できます。

シリコンフォトダイオードセンサーを搭載し、コンパクトで優れた入射角特性を持つ日射センサーです。

また、シリコン型太陽電池モジュールに類似した「応答速度」、「分光感度と温度特性」といった特性も持っています。

さらに小型・軽量で質量は0.03kgで、測定波長範囲は400～1100nm。

多点における照度分布・日射分布の計測に最適であり、

ポータブルデータロガーとの組み合わせで携帯するのにも便利な製品の一つです。

デルタオーム社 クラスC全天日射計 LPPYRA03シリーズ

LPPYRA03AVデルタオーム社のクラスC全天日射計は、高感度で全天日射量を正しく測定することが可能です。

出力は、μV /（W/㎡）、DC4～20mA、0～1V、RS485、SDI-12です。

さらに、世界気象機構（WMO）の定義を満たし、0～2000W/㎡の太陽放射を高精度に測定可能です。

また、どんな天候であっても屋外で使用できるように設計されており、長期測定にも向いています。

大気に関するリサーチ、気象ステーション、気候学、省エネルギーリサーチ、光電池工場の生産性効率の分析、その他日射量測定など幅広い用途に活用できます。

英弘精機 ネオ日射計 MS-402

英弘精機のMS-402は、天空から入射する全天日射量を測定し、ISO9060: 2018で規定されているクラスB (旧: First Class) に準拠する全天日射計です。

受感部には波長依存性がなくて吸収率が良いとされる、特殊な黒色塗料が塗布されています。

また、２重ガラスドーム構造をとることにより、日射以外の風や温度変化といった変動要因からの影響を受けにくいです。

さらに、気象庁の地上気象観測網や太陽光発電の効率評価等の業務用として幅広く使用され、優れた応答時間(95%出力到達時間が8秒以下) や広い温度域での優れた温度特性 、霜・雪・埃などの影響を低減するためのファンユニット付属といったメリットもあります。

まとめ

現在、日射計はさまざまな分野や用途で活用されています。

ぜひ本記事を参考に、活用用途に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

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