特に夏など暑い季節になって注意しなければならないのは、食中毒ではないでしょうか。
飲食店を経営していたり食品関係の仕事に就いていたりする方は、特に衛生面には気を使うと思います。
普段使っている調理器具など消毒を行っているつもりでも、実は見えない菌がそのまま残っていて食中毒の原因になる可能性があります。
少しでも衛生面に気を使い、食中毒などをお店で起こしたくないのであれば「ルシパック」がおすすめです。
これから購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
実は消毒を念入りにしたつもりでも残っているかも・・・
しっかりと調理器具やお店の従業員の消毒を行ったつもりでも、見えない菌が残っている場合も否定できません。
どの程度、どのくらいの頻度で消毒を行っているのかも関係してきますし、やり方次第ではほとんどの菌が死滅せずに残っている可能性もあります。
特に食器や調理器具をどんなにきれいにしても、人の手にさまざまな菌が付着している可能性もあります。
菌は顕微鏡で拡大しないと見えないものばかりで、調理中は人の目で確認できません。
見ないものだからこそ、見える化していく必要があります。
ルシパックを実際に使っている人の声
店舗の衛生巡回で活用
- 簡単に洗浄の効果が見える
- 時間がない中でも説得力のあるフィードバックができる
- 入れ替わりのあるアルバイトの方には効果抜群で、「普段の手洗いと仕事の手洗いの違いが良くわかった」という声もあり
- 従業員の方から「ここもお願いします」という声もあり、食中毒対策に積極的になった
- 「見える化」の効果はとても大きい
定期的に厨房の洗浄確認で活用
- 高い数値が頻繁に出て焦っていた
- どのような場所をどうやって洗うか見直し、洗浄に関しては「ルール化」を行った
- 記録して、「きれい」が継続できているのが確認できる
- お客様に安心を提供できていると自信を持っていえる
すぐに菌の汚れが見える化するルシパック
ルシパックのすごいところは、すぐに食中毒の原因になる菌が見える点です。
そんなに時間を置く必要もないため、普段の業務の中で流れ作業のように検査が可能です。
もしスタッフの手や調理器具などに菌が付着しているとわかれば、お客様に料理を提供する前にわかり食中毒を未然に防ぐことができます。
ルシパックの特徴その1:測定時間は10秒!開店前の検査も可能
使い方も覚えてしまえばそこまで難しくはないため、菌の検査も長く続けやすいでしょう。
消毒を行った後にも検査を行うのがおすすめです。
一見、調理器具など消毒をするとなんとなくすべての菌が落ちてきれいになったような気がしてしまいますが、実はほとんど落ちていないこともあります。
しかし、検査をしないと見えてこない部分ですので、消毒したという事実だけで安心してしまいがちです。
消毒をした結果、調理器具などから菌が検出されないのか調べてみると良いでしょう。
もししっかりと落ちていないことがわかったら、消毒の方法を変える必要も出てきます。
ルシパックの特徴その2:ATP+ADP+AMPが測定できる!
ATPだけの汚れであれば菌の見逃しが出てしまいますが、ルシパックはADP、AMPの測定もできるので、より多くの菌を検出できて安心です。
ちなみに、ADPやAMPはATPが加熱や発酵したことにより変化したものとなりますが、これらの菌も衛生面に影響するため、見逃さず検査することは重要です。
おすすめのルシパックをご紹介
ルシパック A3 Surfaceは、ATPだけではなく、ADP、AMPを検出できます。
高感度タイプのATPふき取り検査(A3法)の試薬です。
綿棒・ATP抽出試薬・発光試薬を含む一体型の検査試薬です。
あらかじめ綿棒を水道水などで濡らし、測定してください。
※ルシパックA3 Surfaceの性能について妥当性を評価し、AOAC-RIのPTM認証を取得しました。(ライセンスNo.051901)
キッコーマン ルシパックA3 Surface40 40本入 60362
特徴と仕様について
※冷蔵品です
【特徴】
- ATP+ADP+AMPを測定するため、より高感度な測定が可能
- ADPやAMPは、加熱や発酵、酵素反応等によりATPが変化したもの
- ふき取り検査に適している
- ルミテスターPD-20・30・Smart専用
- 3ステップで、10秒でかんたん衛生検査
- HACCP導入の土台作りに
- 従業員の衛生意識改善に
【仕様】
- ルシパックA3 Surface40/40本入(20本/袋×2袋入)
- 測定時間:10秒
- 試薬保存方法:2〜8℃(凍結しないこと)
- 入数:100本
- セット内容:ルシパックA3(1本あたり)、ATP検出試薬×1個、発行試薬を含む一体型検査試薬×1個、綿棒×1本
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ルシパックの使い方とは?
簡単に使用できると説明しましたが、最初はやり方に慣れないと感じるかもしれません。
しかし一度やり方を覚えてしまえば、スムーズに測定結果を知ることができます。
こちらでは使い方について説明していきます。
拭き取りを行うまでの流れ
20分ほど前に冷蔵庫から出し
まずルシパックの袋を使う20分ほど前に冷蔵庫から出します。
使用する時には常温で計測するため、冷蔵庫から取り出してすぐには使いません。
水道水で濡らす
常温に戻ったところで、ルシパックの綿棒ホルダーを抜いて先の部分を水道水で濡らしていきます。
近くに水道水がない場合は、きれいな水であれば利用できます。
対象物を拭き取る
今度は対象物の拭き取りを行うのですが、ここでもやり方があるので覚えておきましょう。
検査対象物は表面の10cm×10cmを、万遍なく拭き取ります。
この時、縦も横もすべてを拭き取っていき、しっかりと綿球部をしならせながら拭き取るのがコツです。
中には拭き取り面が小さいものや特殊な形をしているものもあるでしょう。
どのように拭き取っていくのか、事前に決めておきます。
従業員の手の場合
従業員の手に付着している菌について調べたい時には、菌が付いていそうな部分はすべて拭き取ります。
手のひらを縦と横に5往復し、指の間、そして指先もすべてきれいに拭き取りましょう。
特に手の場合、ひらよりも指先と爪の間にも菌が入り込んでいます。
より正確な計測ができるように、万遍なく拭き取ることを意識します。
拭き取り後の使い方
ルシパック綿棒部分を本体部分へ
対象物を拭き取った後は、ルシパック綿棒部分を本体部分に戻します。
しっかりと奥まで押し込んで、拭き取りサンプルと試薬を反応させます。
チューブ先に反応液を落としたいため、ルシパックを数回振り下ろしましょう。
ルシパックの下に試薬が溜まっていれば、いよいよルミテスターで計測開始です。
ルミテスターの使い方
ルミテスターの使い方は、側面の電源ボタンを長押ししてスイッチを入れます。
すぐには使用できず、10のカウントダウンの後利用できます。
測定室のカバーがあるので外し、ルシパックを入れましょう。
その後カバーを閉めて操作パネルのスタートボタンを押せば、10秒で結果が出てきます。
注意点
測定をする際には、正しい結果を得るためにもルミテスターを立てて使用しなければならないことも覚えておきましょう。
横にしてしまうとしっかりとした数値が出ないだけでなく、液が漏れてしまい故障の原因になってしまいます。
測定終了
測定が終了したら、ルシパックを抜き取ります。
まとめ
目に見えない菌を短時間で測定して、対策を行うならルシパックはおすすめです。
消毒しているつもりでも、実際はしっかりとできていない場合も多いです。
使い方は覚えてしまえば簡単で、結果は10秒で出てくるためとても便利です。
飲食店をはじめ、日本全国の保健所の指導や医療の分野でもルシパック製品は使われ、さまざまな分野で活用されています。
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ルシパックとは?使い方や用途を徹底解説
食品を取り扱う施設では、HACCP対策や食中毒対策のために徹底的に衛生管理を行うことが欠かせません。 ここでは、ATPだけでなくADPやAMPなど幅広い汚れや菌を検出でき、ATPふき取り検査(A3法) ...