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ノギス

ノギスの使い方や測り方を解説《初心者でも簡単》

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工具の一つとして使われるノギスというものをご存知でしょうか。

ノギスという名前は知らなくても、恐らく一度は目にしたことがあると思います。

クチバシのようなものが付いた、対象物の厚みを測る工具です。

今回はこのノギスの測り方について、初心者の方でもわかりやすいように解説していきます。

ノギスとは?

ノギスは、対象物の幅、厚みなどを測定する工具です。

本尺と、それに沿ってスライドする副尺の間を測ることで、測定できます。

この本尺と副尺には鳥のクチバシのような爪が付いており、対象物の外側から挟んで外側測定したり、内側に当てて内側測定したり、深さ測定段差測定などあらゆる測定が可能です。

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ノギスの種類

ノギスには、主に3つの種類があります。

アナログ式

最も一般的に使われているノギス

本尺とスライダの間にゴミが入らない目盛面段付き

Φ1,9丸型デプスバー付き

ミツトヨ 530シリーズM型標準ノギス N10R 530-100

デジタル式

ABSクーラントプルーフキャリパ(標準タイプ)は保護等級IP67を実現

密閉性の確認の為、全数エアリーク試験を実施、品質を保証

スイッチがひとつのシンプルな設計

ミツトヨ 500シリーズIP67ABSクーラントプルーフキャリパ CD-P15S 500-702-20

ダイヤル式

ラックとピニオンによる拡大機構で読み取るノギス

耐衝撃性の構造を採用

見やすい黄色目盛板を採用

ミツトヨ 505シリーズ ダイヤルノギス D15TX 505-730

高精度な測定を求める方はデジタルノギス、視認性の高いものを選びたい方はダイヤルノギスが使われますが、一般的にご家庭などで使われる場合は通常のアナログのノギスが扱いやすく、コンパクトですのでおすすめです。

ノギスというと一般的にはこのアナログ式のノギスを指します。

そのため、今回はアナログ式のノギスの使い方についてご紹介していきます。

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ノギスの各部分の名称

ノギスは、測定の際に使用する部分が3ヶ所あります。

それぞれの名称について解説します。

ミツトヨ:測定工具 ワンポイントチェック(M型標準ノギス 12ページ参照)

https://www.mitutoyo.co.jp/public/cms-assets/about-metrology/knowledge/pdf/12024.pdf

測定の際に使用する部分

内側測定ジョウ(クチバシ)

まさに見た目が鳥のクチバシのようになっている部分で、クチバシとも呼ばれます。

測定する対象物に差し込んで、内寸と内径を測定する部分です。

外側測定ジョウ(ジョウ)

クチバシの反対側に付いているパーツで、測定する対象物の外寸や外形を測定するのに使用します。

デプスバー

高さや深さなどを測定する際に使用する部分です。

先端部分には、深さを測る際に内側にR(切削加工の「隅アール」)がある場合や、底が斜めになっている場合に逃がすための「切り欠き」というものが付いています。

測定の際に使用する箇所以外の名称

本尺目盛り

縮尺が記載されている目盛りです。

長さの単位はmmのことが多いですが、inchで記されているものもあります。

副尺目盛り(バーニヤ目盛)

本尺目盛りでは測れない小数点以下の部分を読み取るための目盛りです。

ノギスによって最小読取単位は異なるので、確認が必要です。

バーニヤとも呼ばれます。

指かけ

ノギスをスライドさせる際に指をかける部分です。

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ノギスの測定方法について

ではここからは、ノギスの測定方法について、外側の測定、内側の測定、深さの測定、高さ(段差)の測定についてそれぞれ一つひとつ解説していきます。

外側の測定

測りたいものの外径を測定する方法で、親指を指かけに押し当てて、スライダーをスライドさせて外側測定ジョウで対象を挟むことによって測定していきます。

球の外形も測定することができるため、汎用性が高く、測定方法の中でも最も利用頻度の高い方法です。

ただし、測るものとノギスが直角ではなく斜めになっていると、ジョウの幅が広がってしまうため、正確に測ることができません。

また、外側測定ジョウと対象物の間にすき間がないかもしっかり確認する必要があります。

  1. 指かけに親指をかけて副尺目盛りをスライドさせます
  2. 外側測定ジョウで測定する対象物を挟んで目盛りを読み取ってください
  3. 正面から測定値が読めない場合、止めねじで固定してから読み取りましょう

内側の測定

測定する対象物の内径を測る方法です。

測定の際には、クチバシを使用します。

たとえば、パイプの内径や穴の大きさを知りたい時に使用します。

内側の測定は外側の測定より難しいので、根気よく測定しましょう。

  1. クチバシ部分を広げてください
  2. 両方の爪を対象物の内壁のうち、最も幅が広い部分に密着させた状態で寸法を測定します

深さの測定

穴の深さなどを測定する際に使う方法です。

深さの測定は、デプスバーを使用していきます。

  1. 深さを測りたい穴の縁に、ノギスの後ろの部分を当ててください
  2. スライダーを動かしてデプスバーを伸ばし、穴の底にデプスバーの先端が届いたところで測ります

深さを測る際に重要となるのが、デプスパーの先にある切り欠きです。

壁際が丸くなっていると、正しく底に届かなくなってしまいます。

そのため、切り欠きの向きを見て、丸みを避けるように当てます。

高さ(段差)の測定

ステップなどの高さを測定する際に使う方法です。

クチバシを使うケースとデプスバーを使うケースがあります。

段差や高さがノギスの可動範囲であればクチバシを使って測るのが正確です。

もし可動範囲外である場合や底面にRがある場合は、切り欠きのあるデプスバーを使って計測します。

クチバシを使用して測る場合

  1. ノギスの先端をステップの下に密着させます
  2. 副尺目盛りをスライドして、クチバシをステップの上段に合わせて測ります

デプスバーを使用して測る場合

  1. ノギスのエンド部分を上面に当てます
  2. 副尺目盛りをスライドし、デプスバーを地面に押し付けて測ります

ノギスの目盛りの読み方

実際に測定した値の目盛りの読み方について解説していきます。

まず測定の前には、ノギスを閉じた状態で本尺目盛りの0の線副尺目盛りの0の線がぴったりと合っていることを確認します。

ここで合わせていないと、測定値にずれが生じて正しい計測ができなくなってしまうためです。

本尺目盛りで測る

まずは本尺目盛りを使ってmm単位の数値を見ていきます。

副尺目盛りをスライドさせて測定する対象物にノギスを当てて、副尺目盛りの0が本尺目盛りのどこを指しているかを見ていくのです。

副尺目盛りの0地点が指す本尺目盛りの値を見れば、小数点以外の値がわかります。

仮に、副尺目盛りの0が本尺目盛りの5の場所にあれば、5.○○mmです。

○○の部分は副尺目盛りで測ります。

副尺目盛りで測る

次に副尺目盛りを使って小数点の値を見ていきます。

最初は少しわかりづらいかもしれないですが、通常通りノギスを当て、本尺目盛りと副尺目盛りの線が一直線になる地点を探していきます。

これらの線が一直線になった地点の副尺目盛りの数値が、小数点以下の単位となるのです。

たとえば、本尺目盛りと副尺目盛りが4のところで一直線になっている場合は、小数点は0.4mmとなります。

測った数値を合計する

本尺目盛りで測った数値と副尺目盛りで測った数値を合わせた数値が、対象物の測定値になります。

目盛りを読む際に注意しておきたいこと

ノギスの目盛りは、一番端を見る方も多く間違いやすいです。

必ず副尺目盛りは0地点の位置で見ましょう。

また、ノギスの目盛りを見る際、目線は必ずノギスの目盛りに対して直角になるようにして、正面から読み取るように気を付けましょう。

正面から見ないと、値が違って見える視差が発生してしまうからです。

斜めから読み取らないように視線に注意しましょう。

まとめ

厚みや段差などを測定する際に便利な、ノギスの使い方や測定方法について詳しくご紹介いたしました。

今回ご紹介した注意点にも留意して計測することで、初心者の方でも簡単に正確な数値を測ることができます

測定性能が高いノギスを、ぜひ一度使用してみてはいかがでしょうか?

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