新型コロナウイルスをはじめとした感染症対策として、CO2センサーを取り入れたいと考えている企業は多いことでしょう。
さまざまなCO2センサーが販売されていますが、中には偽物があるのは知っていますでしょうか。
パっと見ただけではわかりにくいのですが、粗悪品の見分けるポイントはいくつかあります。
こちらでは、CO2センサーの見分け方やおすすめの製品について詳しく紹介していきます。
CO2センサーの偽物の見分け方
健康を守るためにCO2センサーを購入したにもかかわらず、正常に表示がされず使い物にならなかったら悔しいものです。
ここからは、偽物の見分け方について紹介していきます。
安いCO2センサーは危険
お手頃価格のCO2センサーは、パッケージは立派でも性能が正常に機能していない粗悪品がほとんどです。
安価な製品を調査してみると、過半数が正確に測定できない製品だったという実験結果が出ています。
- 電気通信大学で複数の機器を確かめたところ、そのうちほとんどは「二酸化炭素に反応することすらなかった」とあるのです。
また、二酸化炭素に反応するものであっても、その精度は著しく低いものが多かったようです。
部屋の中のCO2濃度の値も1,000ppmを超え、危険な状態にもかかわらず、低い数値を出してしまう可能性もあります。
正常に機能していればすぐにでも換気が必要ですが、それに気付けずに感染症のリスクを高めてしまうのです。
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安い価格の目安は5,000円以下
初めてCO2センサーを購入する場合、「いくらからが安いと言われる金額なのか」わからないと思います。
さまざまなCO2センサーの中でも、5,000円以下で販売されていたら粗悪品かもしれないと覚えておきましょう。
品質にも力を入れ、安心して使えるものを作っている場合は、1万円前後はかかります。
購入する際は高いと感じてしまうかもしれませんが、価格には理由があるのです。
価格が安い場合は、必要なパーツが使われず偽物の可能性が高いです。
説明が丁寧にあるかどうか
製品について、説明がしっかり記載されているか重視して見てみましょう。
そして実験の結果を細かく載せているのか、信頼できそうかをチェックします。
その他にも聞いたことのないメーカーが販売している場合は、十分に口コミを確認しましょう。
日本で有名なメーカーは、「オムロン」や「タニタ」といった企業です。
屋外で400ppmになるか測ってみる
CO2センサーとして正く機能するのであれば、屋外で測った時に二酸化炭素の濃度を感知するはずです。
一般的な屋外の二酸化炭素濃度は、400ppm〜450ppm程度になっています。
この数値から外れるような場合や、二酸化炭素に反応しなかった場合は粗悪品の可能性が高いでしょう。
消毒アルコールに反応するか確かめてみる
粗悪品と呼ばれるCO2センサーの中には、消毒アルコールに反応してしまうものがあります。
本来二酸化炭素に反応するようにできているはずですので、消毒アルコールに反応して数値が上下してしまうのはおかしいのです。
普段通り消毒アルコールを手に吹きかけて、そのままセンサーに近づけてみましょう。
アルコールに反応した場合、粗悪品の可能性が高いです。
センサーに息を吹きかけてみる
人間の吐く息には、二酸化炭素が含まれています。
CO2に反応するのであれば、センサーに息を吹きかけた時に測定値の上限に達します。
センサーに息を吹きかけたにもかかわらず、全く数値に変化がない場合は偽物です。
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三弘の「cooTH」がおすすめ
粗悪品を見極めるコツがわかっても、実際に購入する時にさまざまな種類のCO2センサーがあって迷ってしまうかもしれません。
偽物ではないことはもちろんのこと、使いやすく長期的に安心して利用できるCO2センサーが欲しいのが本音ではないでしょうか。
どちらのCO2センサーを購入するか迷った時には、株式会社三弘が提供している密回避・換気アラートサービス「cooTH」がおすすめです。
品質が信頼できるだけでなく、初心者の方でも簡単に使用できます。
高品質
粗悪品で測っても、正確な二酸化炭素濃度はわかりません。
知らない間に、感染症のリスクが高くなってしまっている可能性もあります。
三弘の「cooTH」は、世界最高峰の測定精度です。
圧倒的な精度を誇る厚労省 & 内閣官房推奨のNDIR方式デュアルビームセンサーと、温度補正センサーのトリプルセンサーを搭載しています。
先進的なセンシングテクノロジーで、感染リスクを徹底排除できることが特徴です。
ポイント
- 安価な製品でよくある、「誤差が大きくて実は換気基準を大幅に超えていた」、「 十分換気をしているのにアラートが出る」
といったこともないので安心して利用でき、無駄な換気も防いで電気代も大幅に節約 - 厚労省では、NDIR(Non Dispersive InfraRed 非分散型赤外)方式 かつ 定期的に校正され、
屋外で 415-450ppm の値になるセンサーを用いることとしており、cooTHは全ての仕様を満たしている
すぐに確認と共有
三弘の「cooTH」は、スマートフォンからタブレット、パソコン、サイネージとあらゆる端末で二酸化炭素濃度を確認できます。
近くにパソコンがなくても、手軽にスマートフォンで状況を確認し対応できるのです。
さらに、室内のCO2濃度が上がるとアラートで警告するほか、登録したメールアドレスにも通知が届きます。
アラートが鳴ることで、適切なタイミングで換気を行うことが可能です。
ポイント
パブリックビューで換気の見える化を共有
- 誰でも換気状況が確認できる共有専用URLの発行可能(パスワードや登録なし)
- WEB サイトへの埋め込み、QRコード共有、サイネージなどを利用で、換気状況を全体で閲覧可能
- 誰がみてもわかりやすい画面で感染症対策をアピールでき、集客の貢献
CO2濃度・温湿度を一覧管理
CO2濃度と同時に温度・湿度管理ができます。
飛沫対策、熱中症対策、その他感染症対策にも役立ちます。
また、複数台を一覧管理できるため、複数の店舗や施設を一つひとつ見る手間がありません。
データの履歴を見ながら、効率的な感染対策も検討することも可能です。
ポイント
換気データの保管機能
- IoTとしてクラウド上に過去 1 年分の換気データをデータベースとして保有
- CSVダウンロードも可能
24 時間の履歴グラフ表示
- 24時間分の換気データをわかりやすいUIで表示
自動更新
- 独自のクラウド最適化技術と高度なUI技術により、測定画面のリアルタイム表示を実現。
- 手動で画面更新の必要なし
設置も簡単
簡単に設置できる仕組みで、使い方も難しくないのが特徴です。
どんなに優れた機器でも、使いこなせなければ意味がありません。
設置工事なども不要で、簡単にスタートできます。
ポイント
- STEP 01:最適な場所にセンサーを設置し、コンセントを入れる
- STEP 02:cooTH画面を表示
- STEP 03:アラートがなったら換気する
- STEP 04:CSV出力して履歴確認
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まとめ
ネットで販売されているCO2センサーを含め、物によって粗悪品もあります。
チェックポイントを下記にまとめていますので、購入前に確認をしてみてください。
チェックポイント
- 価格は5000円以下ではない
- 信頼のできるメーカーが販売している
- 製品説明や実験内容を確認
- 製品の口コミを確認
- 屋外で測定(二酸化炭素濃度の目安:400ppm〜450ppm程度)
- 消毒アルコールに反応していない
- センサーに息を吹きかけると反応している
また何を購入するかで迷った方は、三弘の「cooTH」をぜひ検討してみてください。
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