警察庁による道路交通法施行規則の改正により安全運転管理者の行う業務として、アルコール検知器を用いた酒気帯びの有無の確認等を新たに設けることとなりました。
2022年10月1日からのアルコールチェックは、アルコール検知器を使用しなくてはなりません。いままでは運送事業者の方は運転の際に確認を受けていましたが、今回自社製品などを搬送のため自動車を使用する事業者(白ナンバー)まで対象が拡大されました。
今回の改正から対象となる事業者(白ナンバー)の方々向けに、アルコールチェッカーのおすすめの7機種を紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
藤田電機製作所 高精度アルコールチェッカー FA-900
呼気を吹き込むのは電子音が鳴っている5秒間だけで、簡単に測定が可能です。
メモリー機能は99件のため、パソコンとの接続が必要ありません。
ボタンの上下でいつでも測定結果を確認することができます。
マウスピースは標準品もしくは、市販のストローで代用が可能なため衛生的で、経済面でも助かります。
市販の単4アルカリ電池2本で約800回も測定可能で、簡単に交換できます。
車載や持ち運びでは、電池切れの心配もいりません。
センサー交換時期は液晶画面でお知らせしてくれます。
低価格なセンサー交換サービスもあり、常に高精度を維持しながら使用できます。
さらにメーカー1年保証付きで安心です。
付属品:藤田電機製作所 FA-900用 マウスピース 10コ入
タニタ アルコールチェッカー EA-100 (ホワイト)
大きさは小さいため、カバンなどに携帯しやすく便利なアルコールチェッカーです。
胸ポケットにも入るような大きさですので、持ち運びも楽でしょう。
使い方も簡単で、アルコールチェッカーに息を吹きかけるだけでアルコールの濃度がどの程度あるかすぐに確認できます。
どうしても付き合いなどで飲み会があり、飲んでしまった次の日はアルコール濃度が不安です。
そんな時にも簡単に測定し、運転しても良いコンディションかどうか度合いを見ることができます。
センサーには寿命があり、購入後1年経過もしくは1000回測定した場合のどちらかとなります。
使用回数が1000回以上になると「SENSOR」「OVER」マークが点灯表示するため、適切な買い替えタイミングがわかります。
また2色展開でホワイトとネイビーがあり、お好みでお使いいただけます。
タニタ アルコールセンサー HC-211WH
アルコール濃度をしっかり細かく知りたいという方にピッタリです。
息を吹き込んだ後測定をし、濃度0.01mg単位で教えてくれます。
さらに、センサーカートリッジ交換式で長く使えて経済的です。
使い方も簡単で、約5秒間しっかりと息をアルコールチェッカーに向けて吹き込めば、どの程度の度合いか教えてくれます。
単3アルカリ乾電池2本で動き、コンパクトで持ち運びも簡単です。
センサーユニットの交換時期は、使ってから半年経った時か、測定回数500回以上で「sensor」マークが表示された時です。
購入して使い始めた時期を覚えておくようにして、半年後には交換するようにしましょう。
サンコーテクノ アルコール検知器 AF-50(096580)
国家公安委員会が定めるアルコール検知器に適合しており、アルコール濃度が警告音・警告灯・数値でわかるアルコールチェッカーです。
メモリ機能が搭載されているため、記録として残したい時にも便利です。
測定結果のほかに、テスト番号や日時も記録で、最大で100件残せます。
さらに、ディスプレイに有機EL採用していて、見づらいストレスもありません。
使い方も簡単で、アルコールチェッカーに向かって約3~4秒吹き込めば、どの程度の度合いの濃度になっているのか一目でわかります。
カスタム アルコールチェッカー AT-03
アルコール濃度がどの程度あるのか簡易的に調べたいという時にピッタリです。
専用のストローが付いていなく、センサーに息を吹きかけて測定するシンプルな仕様です。
測定値が0.16mg/Lを超えた時には、アラームが鳴ります。
バックライトが付いているため、暗い場所でチェックしたい時にも見やすいです。
センサー寿命は、約2年もしくは測定回数700回のどちらか早い方になります。
(参考値。※保証値ではありません。)
ソシアック アルコール検知器 SC-103
ハンディタイプで持ち運びが簡単なため、自宅だけでなく出張や出先でもアルコールをチェックしたい方にピッタリです。
カウントダウンに合わせて息を吹きかけるだけで、どの程度のアルコール濃度があるか調べられます。
0.01mg単位でのデジタル100段階表示で、数値は見やすくなっています。
フーゴプロ アルコール検知器 FALC-11 (PC管理用ソフト付)
干渉性に優れた電気化学式ガスセンサを搭載し、ハンディタイプ、据置記録型、遠隔地管理用いずれの使い方もできます。
ドライバーIDの入力で本機単体でも個人識別が可能で、本体機器に検査結果を2,500件まで記憶ができます。
保存データをPCへ転送できるため、長期的・日常的なデータ管理をスムーズに行えます。
運輸安全管理業務をサポートする強い味方です。
まとめ
探してみると、軽量でコンパクトなアルコールチェッカーは多々あります。
どの程度の性能を求めているのかで、簡易的に使えるもの、高性能なものを選ぶと良いでしょう。
記録を残せるものもあり、機能が充実したアルコールチェッカーも多く便利です。
※現在半導体不足の為、アルコールチェッカーの在庫状況を確認の上、早めの準備をお勧めします。
※注意:おすすめの製品は飲食後の運転可否を判断する為の物ではありません。