温度や湿度を管理することは感染リスクの低減に繋がります。
また、目的に合わせて温度湿度データロガーを活用することで、日常をスムーズにすることも可能です。
温度湿度データロガーは、多種多様な場所と用途で使用されています。
例えば、農業などで使用するビニールハウスや歴史的資料・芸術品を保管する美術館、大学などの研究機関、食品工場、薬品工場といった、温度・湿度を一定に保たなければならない場所です。
商品によっては、「何℃以上/以下になってしまうと品質が悪くなる」といった場合もあるため、生産工程の温湿度を厳しくチェックする必要があります。
このように温度・湿度は物質に様々な影響を与えるため、温湿度データロガーで記録することは非常に重要です。
こちらの記事では、簡単に温度や湿度をチェックできる「おすすめの温度湿度データロガー」を8個ご紹介していきます。
ティアンドデイ おんどとり 温度ワイヤレスデータロガー RTR-500Bシリーズ
次に、おんどとり 温度ワイヤレスデータロガー RTR-501BLと関連商品をご紹介します。
ティアンドデイ おんどとり 温度ワイヤレスデータロガー RTR-501BL
RTR501BLは温度センサ内蔵タイプのワイヤレスデータロガーで、Lタイプのロガーは大容量バッテリパックを付属しています。
電池が長もちする温度湿度データロガーを探している方にはおすすめで、寿命は約4年(Lタイプ)です。
すぐに電池がダメになってしまうと取り換える手間が大変ですが、ストレスフリーで利用できます。
測定範囲は-40~80℃で、温度センサが内蔵されているため防水防塵に優れています。
埃や湿気の多い屋外など過酷な環境下でも耐えられる仕様になっており、
穏やかな応答特性のため、荷物と同梱して使用することも可能です。
子機が測定・記録したデータは、特定小電力無線で親機が収集し、親機から転送されたデータをクラウド・モバイル・アプリ・Windowsアプリから閲覧可能です。
※子機(RTR-501BL)単体でのご使用はできません。
ティアンドデイ おんどとり 関連商品
関連商品は、RTR-502BLとRTR-507BLのご紹介です。
ティアンドデイ おんどとり 温度ワイヤレスデータロガー RTR-502BL
RTR502BLは、外付け温度センサで幅広い測定が可能なワイヤレスデータロガーです。
測定範囲は-60~155℃で、気温・水温・物の温度など幅広い対象に使用できます。
付属センサ(TR-5106)以外にも、測定対象に合わせて選べるオプション温度センサ(ステンレス保護管付や水中用など)が揃っているため、対応しているオプション製品もぜひ一緒にご覧ください。
記録データは、RTR500Bシリーズの親機が無線通信で収集します。
また、記録できるデータ数は16,000で、記録間隔は15通り(1秒~60分)です。
付属品:ティアンドデイ おんどとり ステンレス保護管センサ TR-5220
ティアンドデイ おんどとり 高精度広範囲版 温度・湿度 ワイヤレスデータロガー RTR-507BL
RTR507BLは高精度センサであり、さらに幅広い温度・湿度が測定できます。
本体は日常生活防水仕様で多湿環境下で使用できますが、温湿度センサは防水仕様ではないので結露・水濡れに注意する必要があります。
測定範囲は-25~70℃、0~99%RHで、主な精度は、±0.3℃、±2.5%RHです。
記録データは、RTR500Bシリーズの親機が無線通信で収集します。
また、記録できるデータ数は8000x2chで、記録間隔は15通り(1秒~60分)です。
付属品:ティアンドデイ おんどとり リチウム電池 TR-00P3
グラフテックコンパクトロガー Petit LOGGER GL100-WL-TH
GL100-WL-THは、ロガー本体(GL100-WL)、温湿度センサー(GS-TH)の型式となっています。
Petit LOGGER GL100シリーズでは、センサ(温度帯や用途に合わせて、センサを選択可能)や端子・アダプタを付け替えるだけで、さまざまな測定に対応できとても便利です。
温湿度センサ(GS-TH)は、温度・湿度・露点温度・積算温度の収録ができ、サンプリング1分 で、 ファイルサイズは1ファイル1.9GBまでとなります(電源接続時)。また、他仕様は内部メモリ収録、micro SD カード無しで、電池駆動時間は使用条件や温度、モジュールのタイプによって変わります。
使用環境範囲は、-10〜50℃、80% RH以下(結露なきこと)で、
本体のメモリは約4.9MByteで、対応するmicroSDは、SDHC 32GBまでです。
但し1ファイルは約1.9GBまでで、スリープモードをサポートしたmicroSDカード( TS4GUSDHC4:Transcend社)が推奨されています。
藤田電機 温度・湿度データロガー KT-255F
NFC(FeliCa)タイプで、日本だけでなく海外でもよく使用される国際標準通信規格です。
リーダーに近づけるだけで設定や測定、記録、確認ができるためとても便利です。
測定結果をサーバーへ送信できる利便性NFC(FeliCa)携帯があれば、送信する事ができます。
一括管理もできるため、データを取り込む手間が省けます。
非常に信頼性の高いシステムを効率的に運用できるようになっており、電池寿命は利用条件により異なりますが約2年です。
測定範囲は温度 / -40℃ ~ 80℃ ・ 湿度 / 0% ~ 99%RHで、記録間隔は1分〜255分で1分間隔です。
エスコ 温湿度データロガー EA742GC-11
測定範囲は温度0~+50℃、湿度20~90%RHで、温度(気温TA)と相対湿度(RH)が測定項目となります。
電池の寿命は、約1ヶ月です。
※記録間隔1分、アラーム動作無し、連続動作時、アルカリ電池使用時
データロガー機能としての記録項目 は、日付・時刻・気温・相対温度・WBGT指数で、データはSDカード・SDHCカード(SDXCカードは非対応)に保存できます。
また、温度・湿度・WBGT指数の上限と下限で、アラーム設定ができるのもメリットの一つです。
FUSO USB対応型温湿度データロガー TM-305U
USBケーブルを使えば簡単に接続でき、そのままパソコンへデータ通信が可能です。
特に難しい作業を行わなくても、パソコンに取り込みやすいので使いやすいです。
データ記録は50,000ptsで、測定範囲は温度-40℃~+85℃、湿度1~99%です。
また、アラーム設定することで、異常をLEDランプにてお知らせしてくれます。
標準付属品として、USBケーブルや電池、取扱説明書、保証書が付いてくるのも嬉しいポイントです。
エリテック USB温度データーロガー RC-5
Elitech USBデータロガーは高速なデータ分析を実現するために、データ管理ソフトウェアを使用してPDFやExcelなどで、データをエクスポートすることができます。 また、多機能LCDを使用することもできます。
また、交換可能なバッテリー、オプションの取り付け金具、ダブルボタン操作およびダブルブラケットを備えています。
温度測定範囲は-30℃〜+ 70℃で、バッテリー寿命は6ヶ月です。
記録容量数は、32,000ポイントで多くのデータを記録することが可能です。
Therm La Mode 温度データーロガー TE-02
温度の測定範囲は-30℃から60℃までで、低消費の内部IC設計によりデータロガーは、1つのコイン電池で最大1年間持続します。
LCDディスプレイには、現在の測定値・アラーム・バッテリーおよび動作ステータスが表示されます。
また、データをダウンロードする時は、PCにUSB接続できます。
さらに、PDFおよびCSVデータレポートは簡単に表示および共有できるのも魅力の一つです。
サトテック 温湿度データロガー MJ-ADL-21
温度に対する感度が高いサーミスタ採用しており、測定範囲は、温度-20~90℃、湿度5 ~ 95 %RHです。
記録数は32,000件で、上限値・下限値の設定で、警告音によるアラーム機能もあります。
大型液晶パネルも採用しているため、数値が見やすいです。
電池寿命は環境温度や使用状況により変化しますが、約1年です。
付属品として、取扱説明書・テスト電池・取り付け部品・USBケーブルも付いているため、初めての方でも使いやすい商品となっています。
まとめ
温度湿度データロガーには、手間なく簡単に計測できるものが多々あります。
その中でも電池寿命やデータの保存数、データの取り込み方などメーカーによって違うところもあります。
目的や商品ごとのメリットを確認し、ぜひ温度湿度データロガーを活用してみてください。