お子さんの自由研究のテーマといったら、昆虫採集、天候観察、身近なものを使った工作などが定番です。
小学校の中学年になると、より高度なテーマに取り組むお子さんも増えてきます。
ロボットづくりに興味があるという小学生もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では、小学生でも無理なくチャレンジできるロボット制作キットをいくつかご紹介します。
小学生の自由研究のテーマと相性が良いキットを3点ほど厳選しました。
ぜひ、本記事を参考にして、最適なキットを選んでみてください。
小学生の自由研究テーマとして、ロボット制作キットを選ぶメリットとは?
ゼロからロボットづくりに取り組むのは、非常に大変です。
設計図を創ることやボディやモーターなどのパーツ、専用工具も揃えなければなりません。
時間やコストがかかってしまいますので、小学生が一人で取り組むには荷が重いことでしょう。
ロボット制作キットならば、必要なパーツや道具が最初から揃っています。
制作キットを購入するだけで、すぐに制作に取り掛かることができます。
制作キットには説明書も付属していますので、組み立て方で悩む心配もありません。
説明書の手順に従って組み立てていくことで、ロボットの基本構造が学べるのも制作キットの良いところです。
ロボットの仕組みに興味がある小学生にとっては、楽しい作業に感じるかもしれません。
パーツを切断したり、組み込んだりといった細かい工程も多いので、忍耐力や観察力のほか、道具の扱い方なども身につくことでしょう。
一口にロボット制作キットといっても、実用的なものやペット感覚のかわいらしいものなど、いろいろなタイプがあります。
それらの中から、好きなテーマを自由に選べることも制作キットのメリットです。
自分の興味にあったロボット制作キットを選んでみてください。
ELEKIT フォロ MR-9107
最初に、ご紹介するのは「ELEKIT フォロ MR-9107」です。
こちらは、6足歩行タイプのロボットです。
底部に6本の足がついており、まるでタコのようなユニークなデザインとなっています。
完成させると、この6本足が動いてあちこちと動き回る仕組みです。
頭部には赤外線レーダーが搭載されており、効果音や光のエフェクトなどを使って感情を表現します。
主な仕様
本体のサイズは、幅150mm、高さ155mm、奥行150mmで、コンパクトサイズとなっています。
制作時間は、2~3時間程度で、メーカー対象年齢は10歳以上となっています。
完成したロボットを動作させるためには、単4乾電池4本分が必要です。乾電池は別売りとなります。
その他に、プラスドライバーや工作用ニッパーといった工具も必要です。
制作に取り掛かる前に、ホームセンターなどで購入しておきましょう。
おすすめポイント
「ELEKIT フォロ MR-9107」のおすすめポイントは、「なかよしモード」と「たんけんモード」の2種類のモードを搭載していることです。
なかよしモード
「なかよしモード」では、目の前にある物体を感知して、その後をついていきます。
犬や猫などのペットと遊んでいるような感覚で操作できるのが魅力です。
前方にある物体が左右のどちらかへ移動すると、それに合わせてロボットも向きを変えます。
物体に近づきすぎた場合は、バックして衝突を避けるといった機能も搭載しています。
たんけんモード
「たんけんモード」は、ロボットが自力で進むモードです。
目の前にあるものを感知して、障害物を避けながらどんどん進んでいきます。
空き箱や本などを置いて迷路を作り、ロボットを探検させてみると面白いでしょう。
一緒に遊べるロボットを作ってみたい小学生におすすめです。
2台のフォロで遊ばせる
2台のフォロがあれば、先頭をたんけんモード、後方をなかよしモードにし、行進をさせることもできます。
キャッチーな表情とコミカルな動きが楽しく、コミュニケーションもとれるロボットキットです。
ELEKIT リザードロイド MR-9104
次にご紹介するのは、「ELEKIT リザードロイド MR-9104」です。
こちらは、エリマキトカゲの形をしたロボットです。
エリマキ、手足、口などは精巧なパーツが用意されており、手順に従って組み立てていくことで、本物のエリマキトカゲのようなロボットが完成します。
赤外線センサーを搭載しているため、電源を入れるとロボットが一人で動き出します。
手足や尻尾をばたつかせたり、驚いたり、地面を這うなどといった動きが観察できます。
主な仕様
本体のサイズは、幅230mm、高さ129mm、奥行370mmです。
尻尾部分が長いため、大きなサイズだと感じるかもしれません。
重さは約200gほどとなっており軽量です。
対象年齢は、10歳以上です。制作時間は、2〜3時間程度となっています。
その他に、プラスドライバーや工作用ニッパー、はさみ、ハンマーといった工具も必要です。
組み立てるのが好きな小学生であれば、無理なく制作に取り掛かれることでしょう。
おすすめポイント
「ELEKIT リザードロイド MR-9104」のおすすめポイントは、「エスケープモード」と「おっかけモード」の2種類のモードが搭載されていることです。
エスケープモード
「エスケープモード」では、人や物を検出する赤外線センサーが対象物を感知すると、エリマキを広げて驚いたり、自動でバックしたり、くるりと向きを変えて逃げるなどのユニークな動きをします。
おっかけモード
「おっかけモード」では、赤外線センサーが反応することで、ペットのように手足をバタつかせて対象物に近づく動きを見せます。
対象物に近づきすぎると、ビックリしてエリマキを広げてバックして逃げていきます。
どちらのモードもエリマキトカゲのリアルな動きを再現しているのが特徴です。
その他にも、動きに合わせて揺れるシッポ、LED内蔵の目はアクションに合わせて光り方が変化します。
楽しいギミック満載のロボットで、自宅で本物のエリマキトカゲを飼っているような気分を味わえることでしょう。
爬虫類が好きな小学生におすすめのロボット制作キットです。
数量限定商品:ELEKIT リザードロイド ボルケーノ MR-9120
新種発見!その名も「リザードロイド ボルケーノ MR-9120」で、数量限定商品です。
人や物を検出する、赤外線センサー搭載のエリマキトカゲ型ロボットです。
上記で紹介した「ELEKIT リザードロイド MR-9104」と同様に、2通りの動作モード(エスケープモードとおっかけモード)がプログラムされています。
その他にも、ボディーカラーを引き立てる「輝くメタリックステッカー」が付属されており、クリアパーツも特別なカラーとなっています。
(※画像は開発中のものであるため、実際のデザインとは異なる場合がございます。)
限定品とのことですので、夏の思い出にぜひ検討してみてください。
ELEKIT メカクリッパー MR-9113
最後にご紹介するのは、「ELEKIT メカクリッパー MR-9113」です。
こちらは、2本のジョイスティックで操作するロボットアームを搭載したロボットです。
クレーン車のような外観をしており、ジョイスティックを操作することで、ベース、肩、ひじ、グリッパーを自在に動かせます。
主な仕様
完成時の本体のサイズは、高さ260mm、幅160mm、奥行520mmです。
対象年齢は10歳以上です。
制作時間が4~5時間程度かかりますので、制作に取り掛かる際には半日程度の余裕を見ておくと良いでしょう。
あるいは数日に分けて作業するのも良いかもしれません。
組み立てる際には、プラスドライバーや工作用ニッパーのほかに、はさみやコップなども必要です。
乾電池駆動となっているため、単1アルカリ乾電池(別売)も2本用意しておきましょう。
おすすめポイント
「ELEKIT メカクリッパー MR-9113」のおすすめポイントは、「2ツメモード」と「4ツメモード」の2つのモードを搭載している点です。
2ツメモード
「2ツメモード」では、2本のツメで物を掴んだり、動かしたりします。
4ツメモード
「4ツメモード」では、4本のツメで物を掴んだり、動かしたりします。
これらのモードでは、ヨコ向きと下向きの設定が可能で、クレーンゲームや積み木を運ぶといったいろいろな動きをさせることができます。
また、最大で約50gまでの重さの物を持ち上げられる設計となっています。
歯車などの内部のギア機構がわ見えるので、内部構造やパワー伝達の様子に興味がある小学生におすすめです。
自由研究(小学生中学年向け)他商品の一覧
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小学生におすすめの自由研究についてのまとめ
ここまで、小学生におすすめの自由研究キットについてお伝えしてきました。
ロボットつくりに興味がある小学生は、本記事でご紹介した制作キットの中から好きなものを選んで、自由研究のテーマとしてみてはいかがでしょうか。
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